7月の食中毒、台風第9号前後の弁当管理
7月の食中毒、台風第9号前後の弁当管理
Googleの急上昇ワードに「食中毒」が入り、「台風気象情報」「台風第9号」も並んでいます。7月は気温が高く、停電や移動中の弁当放置も起きやすい時期です。食中毒は、少しの油断で家族全員が体調をくずすことがあります。
目次
- 7月に食中毒が起きやすい理由
- 弁当と作り置きで気をつける温度
- 台風前後に家庭でできる備え
- 食中毒かなと思った時の動き
1. 7月に食中毒が起きやすい理由
食中毒は、細菌やウイルスが食べ物に入り、体の中で悪さをすることで起きます。腹痛、下痢、吐き気、発熱などが出ます。
夏に特に気をつけたいのは細菌です。細菌は水分と栄養がある場所で増えます。たとえば、肉、魚、卵、炊いたご飯、ポテトサラダは注意が必要です。
厚生労働省は、食中毒予防の基本を「つけない、増やさない、やっつける」としています。手洗い、冷蔵、十分な加熱の3つです。
2. 弁当と作り置きで気をつける温度
弁当は、朝作って昼に食べるまで時間があります。ここが危ないところです。
守りたい目安は次の通りです。
- おかずはよく冷ましてからふたをする
- 温かいまま詰めない
- 保冷剤を使う
- 車内や直射日光の下に置かない
- 肉や魚は中心まで火を通す
多くの食中毒菌には、中心温度75℃で1分以上の加熱が目安になります。ノロウイルス対策では、85〜90℃で90秒以上の加熱が目安です。
作り置きは、小分けして早く冷ますことが大切です。大きな鍋のまま置くと、中心がなかなか冷えません。浅い容器に分けると安全に近づきます。
3. 台風前後に家庭でできる備え
台風第9号のような気象情報が気になる時は、停電も考えて食べ物を準備します。
冷蔵庫を何度も開けると、中の温度が上がります。停電したら、まず扉を開ける回数を減らします。冷凍庫には保冷剤や凍らせたペットボトルを入れておくと、冷たさを保ちやすくなります。
買い置きは、加熱なしで食べられる缶詰、レトルト食品、常温保存できる水や主食を選びます。生肉や刺身を台風前に多く買いすぎるのは避けた方が安心です。
4. 食中毒かなと思った時の動き
下痢や嘔吐がある時は、水分を少しずつ取ります。自己判断で下痢止めを飲むと、体の外へ出そうとしている菌を止めてしまう場合があります。
特に注意が必要なのは次の人です。
- 小さな子ども
- 高齢の人
- 妊娠中の人
- 持病がある人
血便、強い腹痛、高い熱、水分が取れない時は、早めに医療機関へ相談します。食べ残しや包装が残っていれば、原因を調べる手がかりになります。
まとめ
7月の食中毒対策は、特別な道具より毎日の扱い方が大切です。弁当は冷まして詰める、保冷する、早めに食べる。台風前後は冷蔵庫を開けすぎず、常温保存できる食品を用意する。この基本を守るだけで、家庭の危険はかなり減らせます。

